こんにちわ。橋本です。
今日は足のむくみの話です。
最近、TVでむくみに効くクスリのCMをみます。
「アンチスタックス」。
血管に作用するクスリのようです。
心臓から足に流れた血液は、血管内を流れて心臓にもどってきます。
足は心臓から遠く、血液を押し流す圧力が低く、
さらに重力の影響もあって
足の血液は心臓にもどりにくくなってます。
足・ふくらはぎに戻り遅れた血液がたまると…
溜まった血液は血管内の圧力を上げます、
すると血管は圧力を下げるために、
血液中の水分(血漿成分)を外に出しはじめます。
血管の外に出た水分は、周囲の組織(筋肉など)にたまり、
むくんだ状態をつくる。これがむくみのできるしくみです。
製薬会社のサイトをみると、
アンチスタックスは血管から水分が流れ出すのを防ぐ効果があるようです。
そうすると血圧が上がるのでは?
と私は思うのですが…
どうなのでしょう?
アンチスタックスは血管に作用するクスリです。
循環器に問題のある方(高血圧、静脈瘤など)は、担当の医師に相談してから使用したほうがいいのではないかと思います。