長時間座っていると腸腰筋が硬くなって、腰がつらくなる場合がある。
って話をお客さんにしたところ
「なんで座ってると硬くなるの?」
と聞かれました。
筋肉というのは使い過ぎても、使わなさ過ぎても硬くなるんです。
腸腰筋は、立っていて膝を上げるとき働く筋肉です。
カラダを丸くするために働くといってもいいかもしれません。
そのため、座っている姿勢や横向きで丸まって眠るときなど、
常に短くなっています。
長時間、短くなっていると短くなったまま動きが悪くなり、伸びにくくなるんです。
その結果、立ち上がろうとするときに腰が伸びにくくなったり、
痛みが出たりするようになります。
長時間座る人、眠る時横向きになって丸くなる人は、
腸腰筋が短く固まりやすいので、
膝を高く上げるその場足踏みなどで、腸腰筋をほぐすことをお勧めします。