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いつまでも気持ちよく走り続けるために

【ランニング】血液中の酸素は充分でも筋肉が酸欠になっちゃう!?

インターバル走についてなんですが、興味があったら聞いてってください。

 

ラソンシーズンですよね。

ラソン大会に出場されるお客様から聞いたのですが、

「走っていて呼吸は苦しくないのに、脚がついていけなくなる」

そうです。

 

脚がついて行かなくなる。というのは筋肉が動かなくなってくるということ。

筋肉が動かなくなる原因はいくつもあります。

・エネルギーが足りない

・酸素が足りない

・イオンバランスが乱れた

・phが酸性に傾いた       

 などなど

 

全身の持久力を高めるトレーニングとして代表的な2つの方法。

・一定のペースで長時間走る。いわゆる持久走。

・きついペースと楽なペースを交互に繰り返す。インターバル走。

 

どちらも全身の持久力を高めますが、体の変化には若干違いが出てきます。

・持久走では、主に心臓が鍛えられ、

大量の血液を送り出すことで血液中に多くの酸素を取り込む力が伸びます。

・インターバル走では、筋肉が繰り返し酸欠状態に追い込まれることで、

筋肉が酸素を取り込む力が伸びます。

 

車で例えるなら、持久走はエンジンの排気量(容積)を高めるトレーニングで、

インターバル走は筋肉にターボを装着し吸気量を上げるトレーニングと言えます。

 

「走っていて呼吸は苦しくないのに脚がついていけなくなる」

『呼吸は苦しくない』のは、血液中に充分な酸素があるということ。

『脚がついて行かない』のは、筋肉中の酸素が足りなくなっているということ。

 

もし、普段のトレーニングが持久走中心で脚がついて行かなくなるならば、

インターバル走を試してみてはいかがでしょうか。