お客様からランナーズハイについて聞かれました。
「どこまでも走れそうな気がする」
というようなハイな精神状態になるランナーズハイ。
その原因物質と言われているのがβエンドルフィンです
βエンドルフィンは、痛みの減少、身体の鎮痛剤として機能する以外に、
多幸感をもたらし気分をリラックスさせてくれます。
運動することそのものがエンドルフィンの産出を促します。
さらに痛み、苦しさを感じるほどの激しい運動をすると
鎮痛物質としてエンドルフィンがますます産出されます。
エンドルフィンは痛みや疲労感を軽減、
というか感じなくさせて身体を動かし続けさせるもの。
痛みの原因をなくしたり、疲労を回復させたりするものではありません。
私も過去に2回「これがランニングハイかな?」という体験をしました。
非常に素晴らしい体験として記憶に残っています。
「またあの体験をしたい」というランナーズハイを求める気持ちはあります。
しかし、エンドルフィンは痛みを抑制し、身体に無理をさせる物質と言えます。
なのでランナーズハイを求めて走るのはお勧めできないです。
でも、偶然ランナーズハイになったら、存分に味わうことをお勧めします^^